タイムズのカーシェアリングのすすめ

2021年2月2日

免許を取得してから10年間ペーパードライバーでした。そんな自分を変えてくれたもの、それは紛れもなくカーシェアとの出会いだったのです。

なんて大げさかもしれないけれど、タイムズのカーシェアサービスを1年間ヘビーユーズしてきた結果、このサービスは是非みんなにも使ってもらいたいと思ったのでおすすめしようと思う。

おすすめしたい人

こんな人たちには是非ともおすすめしたい。理由は後程細かく書く。

  • ペーパードライバーを脱却したい人
  • 色々な車(現行車)に乗ってみたい人
  • 都心部に住んでいる人
  • 安全運転を身に着けたい人
  • 旅行が好きな人
  • 恋人がいる or 作りたい人

あまりおすすめしない人

こんな人たちにはあまりおすすめしない。レンタカーをスポット的に利用するか、自家用車を購入する方が良いと思う。理由は後程細かく書く。

  • 車の外観や内装をカスタマイズしたい人
  • 古い車や高級な車を運転したい人
  • 他人の触れたものを使用するのがつらい人
  • 自家用車が交通のメインとなっている地区に住んでいる人
  • 車にステータスを求めている人
  • 車の走行距離が月間平均1,000kmクラスになる人

筆者の利用頻度

全然利用していない人がGoogle検索だけで書いた記事ではないことを最初に示しておきたいので、自分のこの1年間の利用履歴を公開しておこうと思う。もし、かかっている金額についても知りたい人がいた場合は直接自分に聞きに来てほしい。

利用月 利用合計時間 走行距離
2017年12月 39時間15分 836km
2018年01月 59時間58分 1,217km
2018年02月 51時間47分 768km
2018年03月 111時間35分 2,042km
2018年04月 67時間49分 1,175km
2018年05月 39時間22分 567km
2018年06月 15時間14分 412km
2018年07月 22時間06分 138km
2018年08月 32時間19分 546km
2018年09月 50時間27分 672km
2018年10月 12時間17分 247km
2018年11月 24時間55分 562km

おすすめする理由

ペーパードライバーを脱却したい人

これはもう本当に一番有用だと思った点である。自分は自動車免許の卒業検定試験以来、10年間まったく車の運転をしていなかった。こんな人がいざ運転できるようになろうとすると色々な問題が発生するのだ。そんな数々の問題をカーシェアサービスは解消してくれた。

ハードルが低い

まず最初に困るのが「どこで練習しようか?」である。「ペーパードライバー 練習」と検索するとまず出てくるのは自動車教習所や出張教習だが、そこそこなお値段がかかる。自分は最初2回だけ出張教習にお金を払ったが、そのまま続けていくのは経済的に厳しくて諦めた。

カーシェアだと空いてさえいれば近くのステーション(カーシェアの車が配車されている駐車場)から24時間365日お手軽にお安く利用ができる。何より、車の少ない深夜帯に1時間だけ利用するといったやり方が可能なのは大きかった。

1人で自由に練習できる

教習も、友達に乗ってもらうのも、レンタカーで店員さんに見送られるのも、自分の運転技術が未熟だと恥ずかしくなる人っていると思う。例えば自分とか。

恥ずかしくなるというか焦ってしまう。

これがカーシェアなら1人で気軽に、しかも全く人と対面せずに利用できる。

 

これらの利点のおかげで4ヶ月で4,000kmほど運転した自分は、ほぼペーパードライバーから脱却できたと思っている。

色々な車(現行車)に乗ってみたい人

車種自体はタイムズのカーシェアで2018年12月時点、31車種に乗ることができる。コンパクトカーからセダン、SUV、ミニバンまで色々とあって、運転感覚の違いを楽しむにはもってこいである。メーカーによる違いや、エンジン車とハイブリット車と電気自動車、国産車と外車の違いをお手軽に試すことができる。自家用車を買ってしまうと他の車を体験することはほとんどなくなると思うので、これは利点だと思っている。

ちなみにタイムズのカーシェアで1番高い車はおそらくアウディのA1だと思われるが、都内には3車しか存在せず未だ未利用である。今度乗ってみたい。

都心部に住んでいる人

都心の駐車場ってものすごく高くない?それでなくても基本的な物価や家賃が高い傾向にあるのに、自家用車の維持費なんて払ってられないというのが正直なところ。

タイムズのカーシェアなら基本維持費は1,000円+利用した分でとってもスマート!しかもその、1,000円分も利用料から割引されるので1,000円分以上の利用があれば完全に利用した分のみとなる。

安全運転を身に付けたい人

カーシェアってその名の通り他の人と車を共有するし、一時的に借りているものという扱いなので運転が丁寧になる。さらに、擦っただけでも事故扱いで処理され、保険に加入していれば実費はかからないものの、あまりひどいと利用停止にされる契約内容なので自然と運転が丁寧になる。

また、急発進急停車すると即座に検知され、溜めるとお得なユーザーポイントのようなものがもらえなくなるため発進と停止にも気を使うようになる。とても良いと思う。

旅行が好きな人

通常の旅行の移動手段は、交通機関を利用するなら交通機関のみ、自家用車を利用するなら自家用車のみとなるのが通常である。

これがカーシェアだと現地付近までは交通機関、現地の観光などにはカーシェアという計画が立てられる。長距離部分はお安くすまし、現地では融通のきく車を使えるのは思った以上に便利だ。

何より帰りの電車の中ではお酒が飲める!

恋人がいる or 作りたい人

特に男性。

サラリーマンの人とかもう毎日毎日経験してると思うんだけど、電車移動ってしんどいよね。単純に体力が持っていかれるし、同じ車両に乗り合わせた人によっては何とも言えない空気が漂うし。

ので、エスコートしたい相手がいるならなるべくなら車を利用したいと思っている。これは別に恋人に限らず、家族とか大事な人で置き換えてもらってももちろん良い。

あとは圧倒的にプライベート空間なのが良いよね。周りに気を使わなくて良いし、好きな音楽も流し放題!

あ、でもこの項目だけは自家用車には勝てないかも。持ってないならオススメ。ちょっとだけ試してみるだけでも良いと思うからさ。

オススメしない理由

車の外観や内装をカスタマイズしたい人

カーシェアではもちろんできない。やるなら自家用車を購入するしかない。

個人的にも外観はあんまりいじりたいと思わないものの、内装は色々いじったりしたいからいつか自家用車は欲しい。

古い車や高級な車を運転したい人

大体の大手カーシェアは現行車のみでかつハイクラスの車はほぼ置いていない。まぁ、そういうこだわりのある人をターゲットにしてないからだと思うけど。

一応Anycaっていう個人間カーシェアのサービスは珍しい車を貸し出してる人がいたりするっぽい。

後はcarecoのカーシェアではベンツとレクサスの車を一部貸し出してる。carecoは新し目の車もそれなりに仕入れてくれてる気がする。

他人の触れたものを触るのがつらい人

どう頑張ってもシートとハンドルなどの操作系は触らざるを得ないので、それがつらい人はやめておいた方がいい。さらに、たまに「どう使ったらこんな汚れるんだ?」ってレベルに荒い使われ方をしてる車に出会うときもある。

自家用車が交通のメインとなる地区に住んでる人

これはどちらかというとカーシェアサービス側の問題で、単純にみんな車持っているような地区はステーションがほとんどないという状況になってるから。基本的には都市部にしかステーションが存在してないし、実際それ以外のところではみんな自家用車持ってるから使われなさそうな気はする。

車にステータスを求めている人

カーシェアの車は車体のどこかにサービスのロゴマークが貼られているので、すぐにカーシェアの車だとわかる。ナンバーも「わ」ナンバーが使われるからロゴがなくてもわかる人はわかる。

自分もカーシェアの車に乗ってる時は「おっ、仲間がいるぞ」とむしろ嬉しくなるところだが、これをカッコ悪いとする車乗りはそれなりにいると思っている。

車の走行距離が月平均1,000kmクラスになる人

購入する車にもよるが、おそらくこのライン辺りから維持費込みでも買った方が安くなる可能性が出てくる。下手すると新車が買える。さらには車を購入する場合、払い終わった後はそれが資産にもなるから、売却するとかの選択肢が取れるというのも大きい。

 

まとめ

書いていたら思った以上に筆が乗って長文となってしまった。色々と書いたが、少しでも運転に興味があるけど車買うのはちょっと・・・、という方には是非ともおすすめなのでこれを機に検討してもらえたら嬉しい。